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フランチャイズ・代理店の進め方・成功法
フランチャイズ・代理店の開業までの作業のながれは、当サイトの「開業までの流れ」で詳しく説明しています。

ここでは、開業までの手順の中で特に留意すべき点、成功のノウハウを説明します。
 
フランチャイズ・代理店の進め方の詳細を知るには以下のサイトがお勧めです。
1.フランチャイズ・代理店挑戦の心構え
(1) 自分の適性と能力を知る
フランチャイズ加盟店はチェーン本部から多くの支援を得ながら事業を行いますが、基本的には独立・開業です。フランチャイズ・ビジネスに成功するかどうかは個人の適性と能力にかかっています。そのため、独立・開業に向いている人とそうでない人がいます。
 
適性については以下を参考にしてください。
@ 向いている人
  ・是非やりたいという仕事を見つけている人
  ・向上心のある人
  ・自分で考えて行動できる人
  ・長期的、計画的に行動できる人
  ・経営管理(従業員管理、資金管理など)のできる人
  ・社交性とコミュニケーション能力のある人
  ・適応能力のある人
A 向いていない人
  ・特にやりたいという仕事が見付からない人
  ・依存心の強い人
  ・移り気で計画的に行動できない人
  ・企画、管理が苦手な人
  ・人付き合いの苦手な人
  ・柔軟性の無い人
(2) 意識改革を行う
会社員の時代は自部門の仕事だけをしておけば会社は回っていましたが、独立・開業すると仕事全部を自分でやらなければならないことになります。たとえ経験のない仕事でも勉強しながら自分でやらなければなりません。まずやらなけらばならないことは、会社員時代のことは忘れるという意識改革です。
 
全てを自分一人でできるだろうかなどと考えてはいけません。最初から自分でやるんだという強い気持ちで取り組んでください。
(3) 本部の指示を受け入れる心を持つ
加盟店はほとんどの仕事を本部が作成したマニュアルに従って行います。新商品の販売や営業時間の変更など全て本部の指示に従わなければなりません。また、加盟店はそれぞれをスーパーバイザーが運営状況を細かくチェックしています。何か問題があれば改善を要求されます。おそらく中高年が開業した場合は、スーパーバイザーの方が若いでしょう。それでも指示には従わなければなりません。
 
このように本部やスーパーバイザーの指示に反発することなく柔軟に受け入れる心を持っていなければフランチャイズの加盟店を続けることはできません。指示やアドバイスは自分のお店の繁栄のためだと考え素直に受け入れる心を養っておきましょう。
2.開業までの作業の留意点
(1) 自己資金で開業する
独立・開業の費用は自己資金でまかなうのが理想です。逆に言えば自己資金の範囲内で開業できる業種を選ぶべきということになります。独立・開業は成功するか失敗するかはやってみないと分かりません。必ず成功するフランチャイズ・ビジネスというものはありません。
 
そのため、開業のために借金をすることはお勧めできません。是非やりたいという仕事があれば開業資金が準備できるまで開業を待ちましょう。
(2) 開業までに経営知識を身に付ける
店舗を運営するためには、人の管理、商品の管理、お金の管理など多くのことを管理する知識が必要です。
 
例えば次のような知識が必要になります。
@ 労務管理:従業員の人数、時間配置、出退管理、業務指導
A 商品管理:在庫数、売上予測数、仕入数、発注
B 収支管理:売上管理、費用管理、利益管理
C 決算業務:損益計算書作成、貸借対照表作成、申告書作成
D OA習得:パソコン操作、インターネット活用
E 法律知識:中小小売商業振興法、独占禁止法、ガイドライン
(3) 立地選定知識を習得する
店舗経営で成功するには立地が重要な要素になります。そのため、店舗の選定に当たっては自分でしっかり立地選定を行うことが重要です。全てをチェーン本部にまかせないで積極的に参加して立地選定をしましょう。
 
基本的にはフランチャイズ加盟契約締結前に候補地の選定を行っておくことをお勧めします。契約してから気に入った候補地が見つからないのでは大変なことになります。立地評価の際の視点の一部を以下に紹介します。
@ 見込み顧客(住民、勤務者)の数
A 見込み顧客の動線
B 店舗の目立ち方、入りやすさ
(4) 収益見込みは慎重にチェックする
チェーン本部は、加盟希望者に必ず収益モデルを提示します。つまり、何年間でこのくらい利益を上げることができますという説明資料です。大事なことはチェーン本部の示す収益モデルを鵜呑みにしないことです。つまり、それは一つの試算であって、保証するというものではりません。 
 
次のような点を充分にチェックしましょう。
@ 初期投資額には必要は経費が全て含まれているか
A 売上見込みは過大ではないか
B 費用は全ての項目を含み、過小に見積もられていないか
C 利益予想額は妥当か
D 初期費用の回収期間の計算は妥当か
(5) 本部研修を大事にする
経験の無い業種や業態でフランチャイズ・ビジネスを行う方にとっては、本部の研修で全てのノウハウを習得しなければなりません。自信が持てるようになるまで充分な指導を受けましょう。
 
自分だけでなく、スタッフに対する本部研修もあれば是非受けさせたいものです。
(6) 加盟契約書は慎重に検討する
チェーン本部と加盟者の権利・義務を定めるのが加盟契約書です。契約締結前に法定開示書面などで契約の概要は説明してくれますが、最終的には契約書の内容を充分理解できるまで熟読しましょう。疑問があれば納得できるまで本部に質問を行いましょう。疑問を残したまま契約をしないことが重要です。
 
特に留意が必要な事項は以下のとおりです。
・本部に支払う加盟金額と毎月のロイヤリティー額
・広告宣伝方法および費用、研修内容および費用
・設備の調達費用の負担者およびメンテナンス費用の負担者
・契約締結後の本部のサポート内容
・途中解約の条件および違約金の額
3.開業後の成功法
開業してからは、その店舗を運営、管理していく能力が加盟者に必要です。まず必要なことは、本部と加盟店との責任分担をしっかり守り、本部のルールを遵守して運営することが重要です。
 
また、時々刻々と変化するビジネス環境に適切に対応し業績を伸ばしていく能力と努力が必要になります。以下のような能力が求められます。
(1) 本部のルールを守り、指導に従う
本部が作成したマニュアルは成功体験の集大成となっています。そして、そのマニュアルを利用できることがフランチャイズ加盟店の最大のメリットです。そのため、マニュアルを最大限に活用するとともに、本部のルールや指導を誠実に守って運営を行うことが成功への第一歩になります。
(2) 収支管理をしっかりやる
収入、支出については毎日管理し、月次管理で1ヶ月の売上高、経費、粗利益を管理していきます。この数値と当初作成した事業計画書とを比較し、問題点の早期発見に努めます。粗利益が予想より少ないとすれば、売上高が少なかったのか、経費が大きかったのかなどを分析し、適切な対策を迅速に行います。
 
自分だけでは解決できない問題の場合は本部のアドバイザーと相談をして解決を図りましょう。
(3) 従業員の指導・教育を継続する
従業員の指導・育成は、開業前だけではありません。接客に関することは開業後も継続して指導を行いお客様に好感を持ってもらえるよう育成しましょう。特に以下の点の指導は継続的に行います。
・身だしなみ(服装、化粧など)
・言葉遣い
・笑顔
・振る舞い
(4) ビジネス環境の観察・分析を継続する
自分が商圏と考えたエリアと実際のお客様が一致しているかどうかなど、当初の見込みと実際の差異を分析する能力が必要です。時には自商圏に競合店がオープンすることもあります。その場合は競合店を観察し差別化する戦略を立てなければなりません。また、長期的には客層(年代、性別、住民/勤め人など)の変化を敏感に把握しなければなりません。客層が変化した理由を分析し、新しい客層に合わせたメニュー揃えをしなけらばなりません。
 
店舗の運営者はこのように常に環境の変化をキャッチし、その理由を分析する能力が必要です。
(5) コミュニケーションを密にする
コミュニケーションが必要な相手には、お客様、従業員、本部があります。このすべてとコミュニケーションを密にしなければなりません。従業員と本部とのコミュニケーションがしっかりしていないと円滑な店舗運営はできなくなります。積極的にコミュニケーションを行う努力が必要です。
(6) リーダーシップを発揮する
お客様に快適な印象を持ってもらうために店舗のオーナーと従業員は一致協力してサービスを行う必要があります。従業員に動いてもらうためには、まずオーナーがその手本となって行動しなければなりません。また、従業員全員がお客様に満足していただくという目標に向かって行動できるようにオーナーは指導・統率を行わなければなりません。
 
リーダーシップがとれるかどうかが店舗運営成功の重要な要素です。
参考図書・参考サイト
・よくわかる!フランチャイズ入門(社団法人日本フランチャイズチェーン協会編 同友館)
・間違いだらけのフランチャイズチェーン選び―独立・起業成功の鉄則(荒井裕
 之著 ぱる出版)
 


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